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瑞龍寺(ずいりゅうじ)は大阪府大阪市浪速区元町にある黄檗宗の仏教寺院。龍・人魚・河童のミイラを所蔵していることでも知られる〔決定版妖怪ミイラ完全FILE 山口直樹、学研パブリッシング, 2010〕。 == 歴史 == 創建年月不明。はじめは薬師堂であったが、寛文10年(1670年)僧鉄眼道光が再興して瑞龍寺と改称、大坂での黄檗布教の拠点になり、俗に鉄眼寺と呼ばれる〔三善貞司 『大阪史蹟辞典』 (1986)〕。 鉄眼は隠元に心服し、師・木庵より授かった経典6,957巻から印刷を決心。一切経の版木の費用を日本全国を巡り托鉢。折からの堀江西一帯の大洪水に集めた募財を被害者救済に使った。2度目の募財ができると、今度は摂河泉平野の大飢饉で借金までして難民救済に当たった。3回目の托鉢でようやく募財が集まったのは14~15年も経っていた。大願成就して、53歳で鉄眼寺で没し「七転八倒五十三年」の言を遺した。 弟子たちは印刷した二千部の一切経を宗旨を問わず日本各地の寺院に納めたという〔鈴木竜珠『大阪の救世主 鉄眼禅師』(1979)〕。 現在、一切経版木48,275枚(重要文化財)は萬福寺塔頭宝蔵院(宇治市)の収蔵庫に納められて、今日でも刷られている。 * 昭和20年(1945年)3月13日の大阪大空襲で全焼。 * 昭和25年(1950年)本堂を木造で再建(後に鉄筋コンクリート造で再建)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瑞龍寺 (大阪市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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